ニーチェ☆
NO:082 ~必要な鈍さ~
いつも敏感で鋭くある必要はない。特に人との交わりにおいては、相手のなんらかの行為や考えの動機を見抜いていても知らぬふうでいるような、一種の偽りの鈍さが必要だ。
また、言葉をできるだけ好意的に解釈することだ。
そして、相手をたいせつな人として扱う。しかし、こちらが気を遣っているふうには決して見せない。相手よりも鈍い感じでいる。
これらは社交のコツであるし、人へのいたわりともなる。
NO:003 ~一日の終わりに反省しない~
一日の終わりの疲れきった時に反省しても不快で暗い結果にしかたどりつかない。
何かに夢中になって打ち込んでいたり、楽しんでいる時、反省したり、振り返ったりはしない。
だから、自分をだめだと思ったり人に対して憎しみを覚えたりしたときは、疲れている証拠だ。
そういうときはさっさと自分を休ませなければいけない。
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