無計画のショートトリップ

自宅を出て3時間後に着いたのは、東京の門前中町にある深川不動堂。
新本堂の外壁は二千四百個の梵字(ぼんじ)(不動明王の真言を表す文字)で覆われている斬新なデザイン
宗派は真言宗智山派
ご本尊は大日大聖不動明王(秘仏)
本堂に入る前に、深川龍神。

願い事を描いた札を水鉢に浮かべ溶けると龍神様に願いが聞き入れられ叶うといいます。
本堂の中では、護摩木という特別につくられた薪を焚いて不動明王に祈る真言密教の秘法「護摩焚き」が日に5回行われていて、私も名前を書いた護摩木を託しました。
ホラ貝の音や太鼓の音、燃えさかる火と、話には聞いていましたが想像をはるかに超える迫力に鳥肌ものでした。
心臓に響くほどの音の中、遠くでこちらを見据える不動明王。
浄化ってこういうことを言うのかも。
「癒し」とかには程遠いけど、こんな勢いで迫られたら、体の中や心の中に巣くった悪いものはすべて逃げ出して行くに違いありません。
護摩焚きは、行けば行くほど運気が好転し、守護が強くなるんだとか。
あんな鳥肌のたつ思いは初めてかも。