やりたい仕事が出来ていなかったり、なりたい自分になれていなかったり、思い描いた通りの人生を歩んでると胸を張って言える人はそう多くはないと思います。
いつかはきっとこうなる・・・とか、なんとなく良くなってる気がする・・・とか、漠然と素敵な未来を夢みながら、今そこに繋がる道とはまったく違う場所でやりたいこと楽なことだけを選択していては、理想の人生は遠ざかって行くだけです。
本当のポジティブは気持ちがブレません。
ほんのささいなことや人とのやりとりの中で自分の感情が一喜一憂してるうちは、自分の考えが足りず、軸がしっかりしてないんだと思います。
この本の中にも「まず考え、次に感じ、そのあとに行動する。」とありますが、本当にその通り。
これを繰り返していると、着実になりたい自分になれたり、理想に近づいていくんだなと思いました。
遊びなら、最初に感じたまますぐ行動に移す大胆さも必要ですが、仕事だったり自分の人生においてとても大事なことを選択するときは、やはり自分一人でじっくり考えることが最も自分を強くし、土台を作っていくことになるんだと思います。
私は、友達とわいわい楽しい時間を共有するのも好きですが、1人きりの孤独な時間もとても愛しています。
自分と向き合う作業を大切にしていくと、より深く人とも関われたり、人生が充実していくのではないでしょうか?
タイトルから、仕方がないと諦めの気持ちの内容かと思いましたが、実際読んでみるとそれとは違って、どんな環境でも自分らしく努力しながら生きていくことがいかに大切かを説いた内容でした。
いまどんな境地にいる人でも感銘を受ける部分はあると思います。